葉酸が欠乏すると体に影響があるの?アルコールや妊娠など3つの原因や認知症や貧血になるなど詳しく説明します

葉酸って聞いたことがありますか?体にとって必要なものなのか良く分かりませんよね。妊娠中の妊婦さんにとっても、非常に重要な栄養素のひとつです。葉酸が欠乏すると、いったい体にどんな影響がありどんな症状がでるのか、病気や予防法などを調べてみました。

あまり耳にしないけど、葉酸欠乏症って何?

葉酸って聞いたことがありますか?妊娠中の方や、妊活中の方は聞いたことがあると答える人が多いと思います。ただ、葉酸がなぜ必要なのか知っている方は少ないと思います。葉酸が欠乏すると、ビタミンB12欠乏による貧血症状と似たような症状が出るようです。

葉酸欠乏症とは、その名の通り体内の葉酸が欠乏(不足)している状態です。葉酸が不足すると体にどんな影響があるのか、原因や有効な摂取方法などを詳しく調べてみました。

葉酸欠乏症の原因とは?

葉酸摂取量不足にあります

葉酸欠乏症の原因は、食事などから摂る葉酸の量が不足すると起きます。葉酸が多く含まれる食材として、ブロッコリーやよもぎ、春菊、アスパラガスなどの新鮮な青野菜や鶏・豚・牛レバーなどの肉類、うなぎ(きも)・生うになどの魚介類、枝豆・そら豆などの豆類があります。

レバーには豊富に葉酸が含まれていますが、食べ過ぎるとビタミンAの過剰摂取になりますので注意が必要です。生野菜やゆで野菜等で、バランス良く摂ることを心がけるといいですね。

アルコールの過剰摂取は要注意!

葉酸欠乏症の原因として食事摂取からの不足のほかに、アルコールの過剰摂取によるものがあげられます。アルコールは適量を飲むことにはあまり問題がありませんが、やはり大量に飲んでしまうとアルコール中毒や葉酸欠乏症のリスクが高くなってしまいます。

葉酸の吸収を肝臓が担っているため、アルコールを摂取することにより肝臓がアルコールの分解を優先してしまうため、葉酸の吸収を阻害する結果になってしまいます。

妊娠や授乳による需要量の増加

妊娠期・授乳期は葉酸がとても重要な栄養素となります。妊娠したことにより、葉酸の必要量が増加するためどうしても不足しがちになってしまいます。葉酸の働きとしては、細胞を修復したり再生する力、ホルモンを作る役割があり、妊娠を継続したり胎児の成長に大きく関わってきます。

特に妊娠初期の葉酸摂取量が大事で、不足すると胎児が先天的な病気にかかってしまう危険があるので、妊娠を希望されている方や妊娠した方は、積極的に摂ることをオススメします。

葉酸欠乏症が引き起こす病気とは?

葉酸欠乏性貧血

葉酸欠乏性貧血は、血液中の葉酸が減少すると起きる症状です。血液中の酸素を運ぶためには赤血球が必要です。葉酸が常に新しい赤血球を作るため葉酸が不足してしまうと、赤血球も足りなくなり貧血になってしまいます。

葉酸と同じようにビタミンB12も赤血球を作るために必要なもので、ビタミンB12が不足すると悪性貧血を起こしてしまいます。ビタミンB12は貝類に多く含まれていて、しじみ・あさり・あか貝などの貝や、味付けのり・焼のりにも多く含まれています。葉酸やビタミンB12を摂り、葉酸欠乏性貧血や悪性貧血を引き起こさないようにしましょう。

巨赤芽球性貧血

赤血球が作られるのに必要な葉酸とビタミンB12が必要ですが、両方が不足してしまうと巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)を引き起こしてしまいます。赤芽球(せきがきゅう)とは赤血球になる前の細胞で、赤芽球が葉酸欠乏やビタミンB12欠乏により正常に細胞分裂されず巨大化し、その影響で赤血球も大きくなります。骨髄での血液をつくる機能は上がりますが、赤血球になる前に壊れてしまうため貧血が起きるようです。

認知症になることも

葉酸欠乏やビタミンb12欠乏により、記憶障害や精神疾患などの認知症症状が出現します。神経伝達や脳細胞を生成するために非常に重要な役割を担っているのが、葉酸とビタミンB12といわれています。認知症を発症させる原因のひとつであるホモシステイン値が高くなるのを、葉酸とビタミンB12が押さえる働きをしてくれます。

ちょっとブレイク!
wake編集局
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そのことから、葉酸とビタミンB12を認知症予防で摂取するのも良いですが、認知症治療のひとつとして摂取しても効果が期待できるようです。食事で体に必要とされる量が摂れない場合は、サプリメントで補う方法もあります。

葉酸欠乏が妊婦に与える影響は?

リスク1、胎児の神経管閉鎖障害

神経管閉鎖障害は先天性疾患のひとつです。妊娠前や妊娠初期の葉酸量が不足することが、発症のリスクを高めているとされています。神経管閉鎖障害に二分脊椎というものがあり、脳や脊椎のもとといわれる神経管の下の部分がふさがることで起きる障害です。それにより脳から下半身への伝達が届かず、歩行や排泄障害が起きます。

その発症のリスクを下げるためには葉酸が有効とされているので、妊娠を望まれている方や妊娠初期の方は、積極的に葉酸を摂ることをオススメします。

リスク2、無脳症

神経管閉鎖障害のもうひとつの疾患が、無脳症です。無脳症は、脳や脊椎のもとといわれる神経管の上の部分がふさがることで起きる障害です。胎児の体は成長しますが、脳などの頭部はほとんどつくられないので、頭蓋骨がなく眼球がなかったり口蓋裂(上あごが裂けて鼻とつながっている状態)などの特徴もみられるようです。

お腹の中では成長を続け生命を維持することは可能ですが、治療方法はなく出生後数時間で死亡してしまいます。そのため、妊娠中に無脳症であると診断された場合、中絶手術を行うようです。神経管閉鎖障害の発症リスクを抑えるためにも、葉酸の積極的な摂取を心がけると良いでしょう。

葉酸の過剰摂取による悪影響は?

大腸がんのリスクは無し

結論からいいますと、葉酸が不足しているからといって大腸がんのリスクが高くなるということはないようです。ただ胎児が成長する段階で、ものすごい速さで細胞分裂がおこなわれており、正常に細胞分裂するためには葉酸が必要とされています。

大人になっても細胞分裂は繰り返しおこなわれているので、正常な細胞をつくるためには葉酸の力が必要となるようです。そのため、葉酸が不足すると正常な細胞がつくられず癌化する可能性があるといわれています。

葉酸過敏症

葉酸の1日の適量摂取量として、約900~1000㎍(※単位マイクログラム)とされています。食事からの摂取量が900~1000㎍を超えることはないようです。少し多く摂りすぎたとしても、必要ない分は尿といっしょに排出されるようです。

これから妊娠をと考えている方や妊婦さんは、神経管閉鎖障害のリスクを減らすために食事だけではなく、不足分をサプリメントで補うようにといわれています。もしそれ以上に摂ってしまったらどうなるのか気になりますよね。葉酸過敏症の症状として、発熱やじんましん・呼吸障害・不眠症・吐き気や食欲の低下があります。

食べ物は調理によって葉酸の量が減少してしまうので、補助食品としてサプリメントを飲んでも過剰摂取の心配はないとされています。

ビタミンb12欠乏症の診断が困難な理由と治療方法

ビタミンB12欠乏症による症状として、貧血があります。ですが、他の原因により引き起こされた貧血症状と似ているため診断が難しいようです。ビタミンB12が欠乏したことによる貧血の特徴として、ピリピリとした痛みや感覚がなくなってしまうといった末梢神経障害の症状があるようです。

その症状の訴えがあると、葉酸やビタミンB12欠乏による貧血がないか血液で検査します。巨赤芽球がみられるとビタミンB12欠乏症と診断されるようです。治療方法としては、不足分のビタミンを補うためビタミンB12の注射を1日1回か1週間に1回から始め、ビタミンB12の値が正常値に戻るまで注射や投薬で補います。

まとめ

最後になりますが、葉酸が欠乏するといろんな症状がおき、葉酸が体にとって重要な栄養素ということがよくわかったと思います。葉酸を体内に吸収するには食品摂取が1番ですが、調理過程で減少してしまうので、上手にサプリメントで補うといいですね。もちろん何事も過剰に摂取してしまうのは良くないので、サプリメントも適量を守りましょう。

特に妊娠前や妊娠初期の方は、意識して葉酸を摂るよう心がけてくださいね!
私は下の子3人は年子で産みましたが、妊娠初期から出産までサプリメントで葉酸を補っていました。健康で元気な赤ちゃんを産むことができたのは、毎日、意識して摂るようにしていたことも一理あると思っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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