禁煙でニキビが増えた!?生活習慣で治す4つのポイント

タバコはお肌だけでなく健康にも害することはご存知だと思います。将来的にも禁煙することは大切なことですが、いざ禁煙を始めてニキビや体調不良が起きてしまうこともあるようです。まずはタバコによる健康被害をしっかり理解したうえで、お肌への悪影響を詳しく探っていきましょう。

タバコって何が悪いの?

タバコの煙に含まれる有害物質は4,000種類以上もの化学物質が含まれ、発がん性物質は60種類もあるそうです。その中でもニコチン、タール、一酸化炭素は三大有害物質(たばこの三害)ともいわれています。

○ ニコチン

タバコの煙に含まれるニコチンは精神作用をもつ物質で麻薬(ヘロイン)にも劣らない依存性をもつ薬物といわれています。「ニコチン依存症」という言葉があるようにタバコは嗜好品ではなく、依存性をもった薬物ということをしっかりと理解しなければなりません。血中のニコチンの濃度が下がってくると怒りっぽくなる、いらいらするなどの禁断症状が現れ、喫煙開始数秒後には脳にニコチンが運ばれ、禁断症状がおさまります。禁煙が難しいのはこういった症状があるからでしょうか。

○ 一酸化炭素

血液中のヘモグロビンは酸素と結びついて全身に酸素を運ぶ役割をしていますが、一酸化炭素は酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきやすい性質を持っています。このため一酸化炭素があるとヘモグロビンは酸素と結びつくことができず、血液の酸素運搬能力が低下してしまい、全身的な酸素不足になります。赤血球が増えるなどの影響もあり(血液がドロドロ)、一酸化炭素は血管の動脈硬化を促進するともいわれています。

○ タール

タールは粘質性の液体で長期間にわたり禁煙後も肺に残り悪影響を及ぼします。体の中から無くなることはありません。喫煙を行うことによりタバコの葉に含まれている有害物質が熱分解され、約4000とも言われる化学物質の結合体であるタールとなります。これがタバコに含まれる体を害する原因にもなる成分です。その中に含まれる発がん物質の多くは細胞(DNA)を直接障害するもので、発がん性物質とそれを育成させる物質と両方含まれているそうです。

タバコが肌に及ぼす悪影響

1、ニコチン原因でシミやたるみ

血液の循環が悪くなり、酸素や栄養分が充分に身体全身に行きわたりにくくなってしまいます。皮膚の温度が低下させてしまう結果、新陳代謝が悪くなり肌にとってはシミやたるみ、カサつきの原因にもなるようです。その為マッサージで血行を良くしたり、運動をすれば新陳代謝も上がり皮膚に血流が行きわたりますが、1本のタバコによりこういった努力が無駄になってしまいます。ニコチンには喫煙開始の瞬時に血管を収縮する作用があるのでこういった原因に繋がるようです。

2、くすみや黒ずみにも

有害物質の摂取によりメラニンが刺激を受け化学反応で体内の酸化を進めます。メラニンとは細胞中に存在する黒色の色素のことで、光を吸収し紫外線の害から細胞を守ろうとする大事な役割をしていますが、メラニン同士はくっつくことで色が濃くなり皮膚の黒化(日焼け)の原因にもなってしまいます。それがタバコを吸うことでメラニンの生成量が非喫煙者よりも余計に上がり、黒ずみやくすみを出来やすくさせてしまう手伝いをしているそうです。またタールにより開いた毛穴にも付着することで肌が黒ずんでしまうこともあるようです。

3、免疫力の低下

更にニコチンはビタミンCを破壊します。ビタミンCとは美肌作りや皮膚の乾燥から守る美容成分として効果が高い成分です。紫外線対策にも効果を発揮してくれますが、どんなに多く摂ってもニコチンがビタミンCを破壊してしまえば無駄になってしまいます。ビタミンCは美容効果だけでなく風邪予防にも優れたマルチビタミンとしてよく知られ、免疫力の効果や抗酸化作用そして女性にとって大切なコラーゲンの生成にも大きく関わる栄養素です。また、ビタミンCはメラニンによる色素(上記参考)の沈着を防いでくれる効果がありますが、これも無駄になりシミやそばかすなどにも繋がってしまいます。

4、老化を早める

タバコの煙の成分は女性ホルモンの生成に必要な酵素を抑制し、また老化を引き起こす活性酸素を発生させます。
女性に大事なホルモンバランスを崩す原因でもあり、肌の他にも髪や爪にも悪影響がでます。

活性酸素とはコレステロールや中性脂肪といった脂質(不飽和脂肪酸)と結びついて過酸化脂質に変わります。細胞が酸化して傷つくことでいわゆる「サビ」になり、細胞が老化してしみ、しわなどの皮膚への老化の原因になってしまうといわれているそうです。それがメラニンをうまく作れなかったり、肌にハリをつくるコラーゲンをうまく作れなかったり、肌のターンオーバーがうまくいかなくなったりなど、ありとあらゆる肌への悪影響と繋がります。

一卵性の双子でも、一人は喫煙していて、もう一人は喫煙していないと、顔のしわや皮膚のハリが見てすぐに分かるほど違いが出てくるそうです。

肌の再生期間

ここで1つ知っておきたいのは肌の再生期間です。ターンオーバーとは、「皮膚細胞の生まれ変わり(細胞の新陳代謝)」のことを指し、これが乱れると様々な肌トラブルが起こってしまいます。この1つの細胞の生まれ変わり周期は、おおよそ28日が正常とされており、年齢によって遅くなっていきます。この周期の時がもっとも肌をキレイに保てるといわれ、20代~30代が美しい肌を保ちやすいそうです。しかし一定のサイクルが崩れターンオーバーの周期が遅くなってしまったり早過ぎると

○ 肌のくすみ
○ 美容成分などが肌に浸透しない
○ シミやシワなどが出来やすくなる
○ 肌が硬くなる

ちょっとブレイク!
wake編集局
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などの原因に繋がってしまいます。タバコはターンオーバーの促進を妨げる原因でもあります。

禁煙による壁出現

禁煙を始める上で最初の壁となるのはニコチンの禁断症状

○ タバコが吸いたい
○ 落ち着かない
○ 気分が落ち込む
○ 食欲が増す
○ イライラ・欲求不満・怒り
○ 寝つきが悪い
○ 不安を感じる

こういった禁断症状はニコチン依存症が原因ともいえ禁煙の道のりを阻めます。これは、習慣的にタバコを摂取していたことによる依存症ともいえるそうです。禁煙による禁断症状(ニコチン離脱症状)に特に悩まされるのは禁煙開始から1~2週間です。禁煙開始から2日後に体内からニコチンが完全に消失するため、ピークは禁煙開始の1週目です。

禁煙で起きる肌のトラブル

1、好転反応

酸化された身体に強い還元力が入ると、まずはじめに身体に残留している有害物質や生体に不要な異物、老廃物質を排出させようとする浄化作用が働きかけます。体液がキレイになると、細胞を蘇らせる新生作用が働きます。すると細胞は本来の機能を回復するので免疫力や抵抗力を高め、本来の自然治癒力を回復させて体の悪い箇所を修復します。

毒素の排出の際にその影響で一時的にニキビなどの吹き出物や肌荒れが起こりやすくなりますが、毒素が抜け切れれば自然と治り最終的には顔色が良くなり肌がキレイになるそうです。

人間の体は、良いことでも悪いことでも可逆性により反対の反応が一時的に起こることがあります。
治療の過程で起こる一時的な激しい体の反応(症状の悪化)のことです。症状の悪化が見られた後は少しずつ快方に向かっていくので辛抱強く頑張りましょう。

2、ストレス

ストレスは活性酸素を発生させてしまうのでそれが原因でニキビなどの吹き出物が出来やすくなってしまいます。イライラやストレスは男女問わず男性ホルモンを体内で生成し、それが皮脂腺に働きかけ皮脂の過剰分泌を誘発したり、体にとっても負担となることがあります。女性にとってストレスはホルモンバランスを乱れさせたりする原因にもなります。

3、食べ過ぎ

禁煙すると食べ物がおいしく感じるようになるようで、特に糖質の多い甘いものがおいしくなることが多いようです。スイーツ好きな方だとお菓子などを食べ過ぎてしまいがちだと思います。しかし食べ過ぎは糖質過多で皮脂の分泌が過剰になりニキビなどの吹き出物が増えてしまうことがあります。また、口が寂しいからと食べ過ぎになる人も多いようです。

4、ホルモンバランス

特に女性は何かとホルモンバランスが崩れがちです。下記のストレス原因もそうですが、禁煙したことで睡眠不足になりホルモンバランスが崩れることもあるようです。生理前のホルモンバランスの乱れと重なり、大量のニキビなどの吹き出物ができることも考えられます。

4つの生活習慣でニキビや肌荒れを改善

1、バランスの良い食事

タバコを吸ったことで体に溜まった毒素は排出しなければいけないので好転反応を止めるわけにはいきません。そのため、禁煙でできる吹き出物を防ぐにはその毒素に負けない肌の免疫機能を高める必要があります。それに必要なのがバランスの良い食事と栄養です。特に大切なのがビタミン群とミネラルです。これらの栄養素は肌の免疫機能を高める効果があるので毎日の食生活で摂り入れるとニキビなどの吹き出物ができにくくなるようです。解毒作用がある食材を取ることも効果的でしょう。

2、規則正しい生活

ホルモンバランスを整えるには健康的な規則正しい生活をすることが大切です。ホルモンバランスを整えることで皮脂の過剰分泌を防ぎ、ニキビなどの吹き出物ができやすくなるのも防ぐことが出来ます。特に睡眠不足にならないように心がけましょう。

3、洗顔で炎症を防ぐ

煙の好転反応で出来る吹き出物は赤く炎症が起きて悪化しやすいですが、まず炎症を鎮めることで早く治すことが出来るといわれています。その為には正しい洗顔と保湿をしっかり行うことでニキビの改善と予防に繋がるようです。1日に何度も洗顔をしたり市販のニキビ専用洗顔料を使ったりするのは皮脂を取り過ぎてしまいます。皮脂が少なすぎると乾燥を招き余計に皮脂を分泌させてしまい、他の肌トラブルになってしまうこともあります。即効性は薬には劣りますが正しいケア1つで肌荒れへの対策にも繋がるので見直してみてはどうでしょう。

4、ストレス解消方法を身に付ける

健康的な生活を心がけるにはストレスを溜めないようにすることが大切になってきます。そのためにもストレス解消法を見つけてリフレッシュ出来る時間を作りましょう。当然、食べ過ぎ飲み過ぎはいけません。そこで定期的な運動をすることをおすすめします。運動することで新陳代謝も上がり毒素を排出するスピードも上がります。好転反応によるニキビなどの吹き出物も早く治るようになるので試してみては如何でしょう。

禁煙による肌荒れまとめ

1、 禁煙により毛細血管が少しずつ正常に戻り始める
2、 新陳代謝が上がり毒素が体の外に排出される(浄化作用)
3、 毒素が毛穴を通して皮脂と排出される際に肌を刺激する
4、 免疫機能が落ちた肌が炎症を起こし吹き出物が増える
5、 毒素の排出が終わると、免疫機能も回復し吹き出物が治る

このようなサイクルによって肌は蘇っていきます。人間の肌は一定の周期によって生まれ変わります。ただ、タバコには血液をドロドロにする作用があるのに対し、血液がまるまる全て入れ替わるまでは3カ月かかると言われているため、最長でもこの期間は我慢する必要があるでしょう。ですが禁煙から1カ月半~2カ月も経つと肌の色が変わり色白、美肌になり「肌がワントーン明るくなった」「毛穴が小さくなった」など見た目から変わっていくことを実感出来ると思います。お化粧の乗りも格段と良くなり肌のなめらかさも実感できますよ。将来、お肌の為にも禁煙を頑張っている方は、ニキビや肌荒れなんて乗り越えてさらにワンステップ上の綺麗な素肌を目指しましょう。

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